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なぜ釣り場やポイントを人に教えない方がいいのか

2020/06/26 1:55

はい、俺です。

今回けっこう見る人にとっては辛辣な内容になるかもですが、うちのブログを見に来てくれる方々にならきっと「うんうん、分かる分かる」と共感してもらえるかなと期待してます。

 

良い釣り場ってのは探せば意外と見つかるもので「全然いい場所がなくて~」と言ってる人は単純に行動力が足りないだけやろ、と思ってしまうんですよね。

 

もちろんたまたま人が多くていいポイントに入れなかったという事は多々あります。

でも新規開拓をしないのはその人の努力不足・行動力不足なだけの話なのでそもそも論外です。

 

       

 

今回のテーマ

 

で、今回何を言いたいかって結論から言うと

「釣り場は人に教えてもメリットなんかないよ」

って事。

 

 

ただし例外はあります。

下記のような人となら俺は喜んで場所を共有します。

 

・同じくらい釣りに対する熱意を持ってる人

・情報をちゃんと「交換」できる人

・「敬意」を持ってる人

・第三者に簡単に教えてしまわない人

・「一緒に」釣りへ行って楽しめる人

・最低限のマナーを守れる人(ゴミ捨てないとか当たり前のこと)

 

 

では逆にこういう人には教えない方がいいよっていう例を挙げます。

 

・教えてもらった場所しかいかなくなる

・自分で他のポイントを探さない

・自分で探した場所は逆に教えない

・感謝の気持ちを持たない

・自分だけで楽しもうとする

・釣りのマナーを分かってない

・他力本願なのにSNSでドヤ顔で自慢

 

では噛み砕いて俺が感じてる事や懸念なんかをまじえながら語ってみましょう。

今回けっこう久々に長文です。

いい加減けっこう頭に来てるので今後の釣り場の為にも皆様にも今一度考えてみて欲しいなと願ってます。

 

 

「テイカー」には教えるメリットがない

 

SNSでドヤ顔してるのはいいんですが、「別にそれ自分で探した場所ちゃうやん」と。

承認欲求が強いのか知らんけど、教えてくれた人への敬意も払わない人にはもう二度と教えたくない訳です。

むしろ釣りの話すらもしたくなくなる。

 

挙句の果てには「いい場所知れたからここで楽しめたらいいや」となって、自分から探さなくなります。

もし探したとしても「お礼にいい場所教えるよ!」とはならない訳です。

だって元々人に聞いた場所で、努力せずに釣りをしようとするような人なのですから、「他人の為に」なんて行動は皆無な訳です。

 

ギブ&テイクの「テイク」しかできない人、昔のネトゲ風な言い方をするといわゆる「クレクレくん」ですね。

ギブをせずにテイクばかり欲しがる人、その「テイカー」にエサを与えるとそうなります。

間違いなくそうなります。

 

これは釣りの世界だけじゃなくて、仕事や他の趣味でもそう。

簡単に「それ教えてや~」って寄ってきて、こっちは時間を無駄に奪われるだけです。

何のメリットもありません。

 

基本的にこういう人は他力本願で“私利私欲”の為に他人をどんだけ自分にとって都合よく利用できるかを「本能」レベルで適用して生活してるので、言葉巧みに騙されないように注意しましょう。

自分の事しか考えてないから「教えてや~」なのです。

ちゃんと“デキる人”っていうのは「教えてや~」ではなく、あくまで「情報交換」という概念を持って接してくるはずでしょう。

 

例え親切心で教えても何も返ってこないです。マジで。

何ヵ月待とうが、何年待とうが、信じるだけ無駄だと思います。

アッサリと裏切られて何事もなかったかのような振る舞いをされるだけです。

 

 

釣り場にとっても自分にとってもリスクしかない

 

あなたが必死に時間や労力をかけてやっとの思いで見つけた場所をテイカーに教えたところで、何のメリットもありません。

もうその場所は「秘境」ではなくなります。

でもそういう人は飽きたら釣り自体をすぐに辞める可能性も高いのでそれはそれでいいんですが…

そういう人は何においてもただの他力本願なテイカーなので放っておけば結局周りの人達も自然と遠ざかっていきます。巻き込まれないようにそっと離れましょう。

 

もう一度言います、本当に何も返って来ません。

つまりだんだんアホらしくなってきます。

ええカッコしたいだけの自慢の為に自分の努力が利用されるだけなんてアホらしいでしょう。

しょうもない時間を奪われることにだんだん疲れてきます。

 

 

なぜテイカーになるのか?

 

残念ですが、あなたの周りにもテイカーはいろんなジャンルで存在してます。

なぜなのか?

簡単です、努力できないからです。頑張らなくても人を操れる才能を持ってるからです。

そして周りが優しく甘やかすからです。

その事実に気づいて、見極めなければいけません。

いい人ほど付け込まれて騙されるので注意しましょう。

 

 

すぐに距離を置きましょう

 

まず「努力」や「行動力」というものを大切にしてる人なら、何かを与えられた時にその価値の大きさに対して感謝の気持ちを持てるのが当たり前です。

人の努力と行動を踏み台にしてあたかも自分の才能かのようにひけらかしSNSでドヤ顔してるような人とは距離を置きましょう。

 

そしてその甘やかしの行動が相手をさらにダメにしてる部分もあるのです。

 

 

「仲間」だと思ってるのはあなたの方だけかもよ

 

一緒に釣りに行こうと誘い合える仲ならまだいいですが、「場所だけ聞いて」「自分らだけで行く」みたいな人いません?

それって完全に利用されてます。今すぐ釣り仲間として見るのを辞めた方がいいです。

それ、仲間とは言えません。

 

本当に釣り仲間だと思ってるならお互いに誘い合ってたまには一緒に釣りに行く事があるでしょう。

場所がどうだこうだという話になるなら「じゃぁ一緒に周って探そうぜ!」くらいのお互いのモチベーションで楽しめるくらいじゃないと仲間とは到底呼べないでしょう。

 

 

釣りが好きという思いへの「温度差」

 

結局はここの問題が大きいかもしれません。

俺はよく以前の記事でも書いてきた「夏の一番釣れる時期だけ行く釣り人」っていうのをディスりますが、本当に釣りが好きならボウズと分かっていてもそのワンチャンを信じてキャストし続ける事こそ醍醐味だと思ってる訳です。

そこは人それぞれなんですが、俺の経験上では「本当の釣り人」ってのは1年中トライの精神を忘れない人です。

 

夏の一番釣れる時期だけヒョイっと行ってヒョイっと釣ってドヤ顔してる人もそれはそれでいいんでしょうけど、自分との釣りに対しての「温度差」は全然別物だという認識を持った方がいいです。

「同等の釣り仲間」だという認識で周りから見られるのも迷惑な話です。

 

 

釣りのマナーが悪いのはそもそも性格的に難アリ

 

これだけ釣り人口が多ければ、本当にいろんな人がいます。

マナーもいい人ばかりじゃありません。

割り込みなんて当たり前のようにしてくるし、ゴミやタバコもすぐポイ捨て。

 

結局「自分さえよければいい」という意識で釣りしてる人も多いです。

 

モラルとかマナーとか、最低限人として「ここだけは譲れない」みたいなものがあってもいいんじゃないの?って思うけど、みんながみんなそうじゃない。

結局は自分主義というか自分ルールで生きてるから他人の事なんて考えない。

その時に自分だけが楽しめたら後の事なんか考えない。

 

そんな自分勝手な行動しか取れないやつに、あなたの大切な努力の結晶である「釣り場」を教えるなんて危険です。

すぐに荒らされて終わります。

 

 

人間ってなかなか変われないもの

 

最初は俺個人も「こんないい場所発見した!一緒に楽しもう!」という気持ちを持ってました。

俺だって場所を独り占めしたい訳ではない。誰かと楽しみを共有したい、そう感じるのは人として当たり前の事でしょう。

でもだんだんと上記の事があるたびに「何か違うな」と感じ始めました。

 

よっぽどのきっかけがないと人って変われないと思うんですよ。

一度楽してぬるま湯に浸かっちゃうと、なかなかそこから這い上がれないものです。

 

「ポイントを探す喜び」というものもあれば、その反面「ポイントを楽に聞き出す喜び」も存在します。

あなたがどちら側の人間になるかは元々のあなたの性格次第です。

こんな記事を読んだくらいでは何もその「本質」は変わりません。

俺は別に“世直し”の為にこの記事を書こうと思った訳ではなく、どちらかというと“そういうやつに気をつけましょう”という意味で書いてる感じです。

人間の本質はそう簡単に変わらないと思うので。

 

ただ1つだけ知っておいて欲しいのは、何かしらの行動が何かしらの結果を生み出しているという事。

それは良い方向かもしれないし、悪い方向かもしれない。

 

バサーに限らずアングラーの1人1人の思考・行動の1つ1つがその場所の環境や魚、あるいは他のアングラーや釣り仲間との関係を壊す事に繋がるということ。

俺も殺伐とした趣味にするのは嫌なので、自分の行動やマナー、他アングラーとの距離感等には気をつけていきたいと思います。

 

そして同じ温度で同じ志で、同じくらい努力・行動できる人と釣りを楽しめていけたらいいなと思います。

 

 

あとがき

 

このブログで一番読まれてる記事の1つに、淡路島の池の話があるのですが、ここのポイントの問合せはけっこう多いです。

実際に地元の人からのコメントで「もう少し配慮して欲しい」という厳しいコメントも受けました。

それは本当に申し訳ないなと思います。今ならその気持ちが当時の何倍も分かります。

 

ただ、1つだけ後日談的なものを書くとすれば…

 

実はこの池は何十回も通ってますが、これだけ入れ食いだったのはこの最初の1回のみです。

いつも期待して行くんですが、その後は実際そんな言うほど釣れてません。

で、ここの場所以外に爆釣するポイントが他にもたくさん存在します。

メジャーな場所もあれば、マイナーな場所もあります。

 

なので、ぜひあなたもその足で、実際に行動して、Googlemapを駆使して何十件もの野池巡りをしてみて、自分の思う「秘境」を探してみてください。

 

そして信頼できる仲間と共にマナーを守りつつ楽しんでいただくことを願ってます。

(これが一番重要です)

くれぐれもただのテイカーで終わるなんて事のないように祈ってます。

お互いに気持ちよく釣り話ができるようなイイ関係、良い釣りライフを送ってください。

 

 

ではまた近いうち!

アディオス!

 

 

さいごに

 

読んだ時に何となく同じような感覚に陥った記事というか、あるエンジニアの方の日記がありまして。

ものすごく個人的に好きな記事なので紹介しておきます。

渋いです。とにかく渋い。

 

・無能な同僚と働くということ。

https://before11.hatenablog.com/entry/2019/12/16/081427

 

う~ん渋いな。

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