BLOG
最新バージョンのVagrantとVirtualBoxとVCCWでWordmoveコマンドが使えたのでメモ
2018/08/30 20:36
「いろいろとエラー出まくってVagrant使えない!」
…っていう人に朗報です。
取り合えず今回は「Vagrantって何?」っていう人向けの記事ではなくてですね…
「Vagrant導入編」と「Vagrant実用編」が理解できてて、実際にいじった事がある人で、設定に行き詰まったりエラーで苦しんでる人にチャレンジしてみて欲しい記事になります。
Movefile生成されないエラー?
何かWindowsのアップデートのせいかは分からないけど、新規でWordpressのローカル環境作ろうと思って、VCCWファイルを用意してコマンドでVagrant upしてみたら…
なぜか「Movefile」が生成されない!
原因が全く分からないままにVCCWを新しいのにしたり、プラグインをアップデートしたり、いろいろと試すも結局うまくいかずに早くも行き詰まる…
で、どうせならって事で
VagrantやVirtualBoxを最新のバージョンで動くかどうかを試してみました。
こういうのってだいたい最新バージョンにするとうまく動かないとかが多かったりするイメージなんですよね。
推奨するバージョンのちょっと古いやつをずっと使ってたんですが、ついに別バージョンを試す時が来たか…
では最新のバージョンのダウンロード先をご紹介。
各バージョン情報
え~っと、まず環境はWindows10ですね。
Macの方はちょっと違うパターンがありますのでご了承ください。
・VAGRANT ver 2.1.3
https://www.vagrantup.com/downloads.html
・Oracle VM VirtualBox ver 5.2.18
・VCCW ver 3.18.0
確か以前まで使ってたバージョンが
Vagrantは1.9.4、VirtualBoxは5.1.3、VCCWは3.8.0だったと思います。
知らん間にだいぶ新しくなってるんですね。
で、最新のものにそれぞれ変えました。
普通にインストールするだけ。
前のやつをアンスコすらしてません。
インストールして勝手に上書きされて、後はPC再起動。
で、使い方も以前の実用編の記事で説明した通り
まったく同じように「default.yml」に必要なものを記述して
コマンドプロンプトで「vagrant up」するだけ。
これで普通に以前と同じように使えました。
Movefileもちゃんと作成されてます。
※ちなみにコマンドプロンプトの起動やVirtualBoxの起動とかする時は「管理者権限で実行」にしてください。
VCCWが新しいものになってますので、生成されるファイルが増えてますね。
vagrant upにかかる時間も以前より長くなった気がする。
でも特に問題なく今のところ使えます。
以前まで使ってたローカルのファイルもそのまま問題なく使えてます。
ただ、職場の他のPCで同じように試してみてたうち、エラーが出たりするパターンもありました。
また分かり次第に追記したいと思います。
Vagrantでエラーが出まくって手詰まりだっていう人は一度最新バージョンでのvagrant upをお試しあれ!
追記:2018/8/31
取り合えず分かった事を追記。
Movefileが生成されなくなったのは別にwindowsのアップデートとかのせいではなかったようです。
原因は分からないままですが、Macでも同じ症状が出てるとの事でしたので。
あと、以前のVagrantのバージョンでも新規vccw作成してvagrant upして、自力でMovefileをフォルダ内に突っ込んで使うという強行突破も出来るようです。
今のとこ職場の同僚はそうやって使ってる人もいます。
それでもやっぱり最新バージョンでやる方↓
最新バージョンで使用するにあたって、Vagrant boxも新しいのを入れとく必要がありそうというか
新しめのやつを入れといた方がよさげなので一応この下記コマンドでVagrant boxを入手しましょう。
vccw-team/xenial64入手コマンド↓
vagrant box add vccw-team/xenial64 https://vagrantcloud.com/vccw-team/boxes/xenial64/
確認コマンドはこちら↓
vagrant box list
あと、Vagrantのプラグインとかも一応アップデートしておいた方がよいかもです。
プラグインアップデートのコマンド↓
vagrant plugin update
リペアのコマンド↓
vagrant plugin repair
で、以前までのvccw一式で作った既存のファイルをVagrant upして使用する場合の話ですが
なぜか「vagrant up」した後に、1回だけ「vagrant reload」しないとエラーでssh接続とwordmoveコマンドに進めませんでした。
一度それをやってしまえば次回からは1度「vagrant up」するだけで進めました。
あと、全然また違うエラーの例ですが"Could not rename the directory~~~"ってエラーがズラズラ~っと出た場合は
Virtualbox vmのカスファイルとか残ってないかチェックしてみてください。
デフォのフォルダ場所はココ↓
C:\Users\【ユーザー名】\VirtualBox VMs
ではまた近いうち!
アディオス!
1099 Views
コメントはこちらから